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読書感想文の書き方【感想が書きやすい本の読み方】
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春休みに夏休み。そして、冬休み。
どれもうれしい長期休みだけど、ゆううつになるのは大量の宿題。
数学(算数)なんかは答えがあるのでなんとかなるけど、
読書感想文はどうやって書けばいいのか迷いませんか?
普段の授業でも宿題や課題として出されることもあって、苦手意識持ってませんか?
「本を読んだ感想なんて、そんなに長く書けない!」
そう思っている人向けに、何度か読書感想文のコンテストで優秀賞をもらっていた私が
書き方のコツをまとめてみました!
今回は私の得意な物語を題材とした読書感想文の書き方です。
記事に書いてあるポイントに注意すれば、意外と簡単に書けちゃうんですよ!
この記事の目次
本の選び方
当たり前のことですが、本の指定があるのなら素直に従いましょう。
また、マイナーすぎる本は避けたほうが無難。
本選びを工夫するよりかは、書き方や表現を工夫したほうが好印象になることが多いです。
読書感想文は、本を読んで自分を意見をまとめる練習です。
苦手だと思っているうちは、自分が面白い!楽しい!と思う本を選んだほうが、自分の意見が出やすく、書きやすいです。
本選びに迷う人は、授業(国語や現代文)で扱った作品の作者から本を探すのをオススメします。
「授業で読んだ○○という作品が印象的だったので、同じ作者の作品を読んでみたいと思いました。」という理由を書くこともできます。
本のページが多いときにオススメ
ページ数が多い本の読書感想文を書くときのオススメです。
なんでもいいんですが…付せん、紙切れを数枚用意しておくと楽。
読んでいて、特に気になったり、特に盛り上がった場面のページに挟んでおきます。
あまり多すぎると意味がなくなるので「特に」が重要です。
後で本を見返すときに、ページを探すのって思いのほか大変なんです。
本に紙を挟んでおくなどして、目印をつけておくと探しやすいですよ!
本はとりあえず半分読む
読書感想文は、全部読んでから書くのが当たり前!
…なんですが、とりあえず本を途中まで読むことをオススメします。
本1冊、1回読む程度じゃ物語のすべてを覚えている人なんてほとんどいません。
ましてや、読書感想文のための読書。
自分から好きで読んでいるわけじゃないので、なおさらです。
なので、読書感想文を書くときは、何回かに分けてメモをしたほうが絶対良いです。
また、この時点で「何についての読書感想文を書くのか?」を大まかに決めておきます。
読書感想文が書きづらいのは、読んだ本の何を書けばいいのか分からないからです。
主人公の考え方の変化は? 印象的な場面に自分がいたらどんな判断をするのか?
的を絞って感想を書くほうが難易度が下さがります。
では、どんなことをこの場面で決めておけばいいのか。
ポイントとしては、2つほどあります。
■キーキャラ(気になる登場人物)を決める
■印象的な場面をメモする
キーキャラを決める
物語の半分までには、メインキャラクターが出てきていることがほとんどです。
それまでに出てきたキャラクターで、気になる人物を1~2人くらいあげておきます。
できれば、登場回数の多い人物や、感情移入できる人物、物語の中で目立って成長しそうな人物がオススメです。
もし、気になる人がいなければ主人公で。
この「気になる登場人物」をキーキャラとして以下説明します。
キーキャラを決めたら、本の後半はキーキャラに注目して読み進めます。
キーキャラの行動や言葉はもちろん、「ここの場面の考え方は分かるけど、この場面の行動は自分ならやらない…」ということなど。
もちろん、物語の後半で「やっぱりこっちの人がいい!」となるかもしれません。
それまで目立たなかった人物が最後に出てきて、話が盛り上がった!なんていう展開は、珍しくありません。
その場合は、そのことも読書感想文に書いてしまえばOKです。
どうしてその人物がいいと思ったのか。その人物のどこが魅力的なのか。
本を読んで思ったことや考えたことは、読書感想文に書くことができます。
印象的な場面をメモする
物語の盛り上がりは大体は最後のほうになります。
なので、時間をかけて読んでいたりすると最初~半分程度の物語の印象は薄くなりがち。
もし、そうなってしまった場合のことを考えて、印象的な場面をメモしておきます。
どうしてそう思ったのか、どうして気になったのか?もメモをしておくと後が楽です。
先ほど決めたキーキャラが関係していれば、なお嬉しい!
詳しくなくていいので、こんな感じで。
【ポイント】
■読んでいてわくわくしたり、はらはらした場面
■自分ならこうする!と思った場面
■え?!と驚いた場面
【例】
■意見のすれ違いで仲間が対立した場面。このまま仲間が敵になるかと思ってはらはらした。
■主人公が友達を助けるために敵に挑んだ場面。私なら、負けるのが怖くてそんなことできない。
■敵だと思ったキーキャラが味方になった場面。想像してなかったキーキャラの過去を知ったから。
こんな感じでメモをしておくだけで、読書感想文の書きやすさが段違いです。
正直、ここまできちんと出来ているのであれば、時間がなくて本が全部読めない場合でも、読書感想文を書いてしまうことが出来ます。
が、もちろんオススメしません。
もし時間がない場合は、後半すべてではなく結末だけでも読んでおいたほうが無難です。
全部読んだら、またメモする
さあ、ようやく読み終わった!
すぐに読書感想文書くぞ!
…の前に、まとめておいたほうがいいことがあります。
読み終わったときの感想は超重要!
読み終わったときに思ったことは必ずメモしておきます。
面白かった?楽しかった?つまらなかった?感動した?
どうしてそう思ったのかも書いておきます。
物語の最後でハッピーエンドになったし、あっという間に読めた!
主人公の願いが叶わなくて、読んでいて自分も悔しくなった。
これじゃ話が終わっていない気がする。続きがありそうな気がする!
泣きながら読んだ。胸が締め付けられながら読んだ。
また、こんなことも考えて感想をふくらませます。
■どういった人にオススメしたい本か?
■もう一度読みたい本か?
■この本を読んで、本を好きになった?嫌いになった?
■つまらなかったなら、どうしてそう思ったのか?
■読みながら想像した展開と違ったか?
読み終わったときの感想は、読書感想文で必ず書いたほうがいい内容です。
入れると入れないとでは、読書感想文の印象がかなり違って見えます。
それに、たとえ本をつまらない本だったとしても、読み終わった瞬間は必ず何か感想を持ちます。
誰でも読書感想文を書けるポイントです。
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キーキャラについてまとめる
話の後半から注目していたキーキャラについて。
キーキャラについて注目すると、感想が書きやすいです。
■キーキャラは登場当初と最後でどう変わった?
■キーキャラが活躍した、目立った場面は?
■キーキャラが物語の最後に手に入れたものは?
■キーキャラと自分の考えや行動を比べると?
これらについて、自分が感想を書きやすい場面を探してみます。
キーキャラの成長や、自分との考えを比べるのが一番書きやすいと思います。
…と、思いのほか長々となってしまいました。
今まで読書感想文の書き方について、何回か人に教えたことがあったのでまとめてみました。
宿題代行だとか、読書感想文そのものが売られている…というのをニュースで見て、
「そんなに読書感想文は苦なのか…」と思ったのがこの記事を書くきっかけです。
対面だともっと簡単に読書感想文を書くコツが教えられるんですが、文章だと長々になっちゃいます(笑)
実は、まだ「感想をひねり出す方法」があるんです。
また長々しちゃう気がするので、そのうち公開したいと思います!
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