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折れ耳より立ち耳が安心? スコティッシュフォールドには突然死の可能性が!
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私一人暮らしをして早1年ちょっと経ちましたが…その間に実家では猫を飼い始めました。
種類はスコティッシュフォールド。
耳が折れていることがチャームポイントなこの猫です。
…が、あれ?耳が折れていない。
どっちかっていうとアメリカンショートっぽい。
この時に初めて耳が折れていないスコティッシュフォールドがいるんだ…と知りました。
これは別の機会で写真を取ったスコティッシュフォールドなんですが…
そうそう、普通はこんな感じで耳が折れている猫を想像しませんか?
気になって調べてみると、どうやらスコティッシュフォールドの垂れ耳って意外と要注意みたいです。
スコティッシュフォールドはアメリカンショートヘアの折れ耳の突然変異の猫種です。
折れ耳の要因は、成長する過程で軟骨が立ち耳状に成長できなかった…という遺伝的な理由みたいです。
実家の猫も寝るときにたまに「えっ?!」と思うような柔軟を見せるのは、
スコティッシュフォールドの軟骨がもともと柔らかいからだったんですね。
そしてこの柔らかい軟骨。
この軟骨が折れ耳以外の部位で成長異常を起こしてしまうと「遺伝性骨形成異常症」と呼ばれる症状が出ます。
症状の詳細は想像できるとは思いますが…骨の変形が起こり、不要な場所に骨に突起や骨瘤ができてしまいます。
運動に支障をきたしたり、できてしまった部位によっては痛みを伴うこともあります。
遺伝的なことなので「遺伝性骨形成異常症」は完全に抑えることができません。
けれど、「遺伝性骨形成異常症」になりにくいかどうかの見極めの一つとして、
折れ耳と立て耳での判断があります。
立て耳のスコティッシュフォールドの場合、
耳の軟骨が折れ耳状にならなかったという点で、
折れ耳スコティッシュよりは無事に骨が成長する可能性が大きい…と判断できるんです。
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また、突然変異種…奇形種なのでほかの種類の猫よりはやはり寿命は短く、病気にもかかりやすいです。
ときには原因不明で突然死することもあります。
少し前までは元気だったのに、急に…といったパターンも珍しくはありません。
猫に限らず、生き物と一緒に暮らすということは責任を持って最期まで世話をする必要があります。
一緒に住むであろう動物がどういう性質でどういう病気の可能性があるかどうか。
その点も理解して、辛い時期が来てもしっかり責任もって飼う必要がありますね。
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