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「体温管理士」って? 低体温や冷え性の方は注目の資格
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最近残業しっぱなしで、長時間冷房にあたっています。
冷房の風に直接当たるのはよくない!と、
薄ぼんやりとした知識があるのでカーディガンなど羽織っています。
が、その薄ぼんやりとした知識ってあっているの?と調べたら、
「体温管理士」という聞き慣れぬ単語を耳にしたのでちょっと調べてみました。
今回は女性の大敵!冷え性や低体温についても改めて確認してみました。
体温管理士とは?
2012年に登場した、比較的新しい資格です。
体温管理士とは、低体温の方や冷え性の方に症状の対応や
相談・アドバイスを行う体温管理のスペシャリストのことです。
体温管理士ひとつで仕事をする…というよりも、
エステやリフレクソロジーやアロマテラピー、
ファスティング、スポーツジムなどの施設、
マッサージや整体などの治療院、温浴施設
などに携わっている方が取得されるのが推奨されています。
低体温、冷え性の症状と原因について
低体温と冷え性って混同しやすいんですが、それぞれ定義があります。
どんな症状かと原因を軽くご紹介。
低体温は、本来37℃くらいある身体の中核が35℃以下になってしまうこと。
冷たい床や寒い場所に長時間いることでおきてしまう一時的原因や、
運動不足や朝食抜き、ストレスなど日常の生活習慣でも起こります。
一方、冷え性は、手足などの末端が異常に冷えを感じてしまうこと。
筋肉の収縮がうまいかなかったり、筋肉量が少なかったり、
あとはストレスなどの影響を受けて起こることがあります。
低体温や冷え性の影響ってどのくらいなの?
体温が1℃上がると免疫は6倍。
1℃下がると免疫は36%下がると言われています。
他にも、体温が1℃下がると
基礎代謝は12%、体内酵素の働きは50%下がります。
また、がん細胞は低体温を好むと言われているため、
低体温や冷え性などは健康へ悪影響を及ぼすということがわかります。
体温管理士資格を扱っている団体は?
日本レホルム連盟という民間の機関です。
この、日本レホルム連盟は、
200年前からドイツを中心にヨーロッパ全土で始まった
世界的な健康市民運動の教育支援を日本で展開するために設立されました。
低体温に対しては、特に女性の間では近年問題にはなっているものの、
確実な処方箋を持っている病院や医師はまだ少ないのが現状です。
その現状を打開するための専門的知識を学ぶ場を…とのことで設立したみたいです。
体温を上げるためのムックなども販売しているので、
低体温について気になるのであれば購入してみてもいいですね。
体温管理士のメリットは?どんな人が取得してるの?
体温管理士はそれ単体だとあまり効力はありません。
が、「冷え性解消」メニュー追加およびに「体温管理士®」を掲げることができるため、
サロンの運営や独立を考えている人にとっては魅力的ですよね。
また、そういった場に就職したい!という人には有利な資格になると思います。
取得している人も、そういった人を中心に幅広世代の方がチャレンジしているみたいですよ。
体温管理士の取得の仕方は?
日本レホルム連盟の「体温管理士®(50,000円税込)」を受講する必要があります。
学習のめあすの期間は3ヶ月。最長で1年です。
受講料に含まれるものとしては下記のとおり。
①体温管理土テキスト1・2・3
②添削問題集&回答用紙1・2・3
③回答用紙送付用封筒3通
④体温管理土資格認定婁
⑤体温管理士IDカード
⑥体温管理士ビンバッジ
日本レホルム連盟のHPリンクを張っておきますね。
受講の申し込みや無料の資料請求もこちらからできるようなので、
興味のある方はちょっと覗いてみてくださね!
体温管理士の学習内容は?
テキストは先ほど上げたとおり3冊あります。
基礎体温の知識から始まり、生理学、栄養学、
カウンセリング方法や体温を上げる方法などを学びます。
幅広い知識が得られるため、美容や健康などの多くのニーズに対応できるんですね。
受講の進め方としては、申し込み後に添削問題を提出して…の通信教育制です。
合格点は、3教程とも80点以上取得で合格です。
80点未満の場合は再度解答用紙が送付されるので再受験。
合格した人にはIDカードとピンバッチが授与されます。
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体温管理士が知られるきっかけは?
この体温管理士っていう言葉が知られたのは
覚せい剤と大麻を所持していたという元俳優の高知東生容疑者(のぼる、51 本名=大崎丈二)が
2015年に取得していた、という理由らしいですね。
資格を取ったきっかけは、嫁であった高島礼子さんの父がパーキンソン病であり、
介護をしていく中で「体温の重要性を知った」からだそうです。
俳優業という激務のなか、なんとか時間を捻出して猛勉強して取得したのが「体温管理士」。
そして、介護や学んだ技術で冷え性などに悩む人々を助けたい…と
開業したのがエステだったみたいです。
結果的に、覚せい剤・大麻所持、不倫劇などの騒動になってしまいましたが、
体温管理士を目指したきっかけは素晴らしいものだったんですね。
ということで、今回は体温管理士と冷え性・低体温についてちょっと調べてみました。
体温は低くなると体調を崩しやすくなるので、
できれば日常から体温を上げる工夫をしたいですね。
最近は夏でも、かかりすぎる冷房という敵があるので油断はできませんね…!
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